豚の健康維持のために
品質の高い豚肉を生産し続けるために大切なことは、豚の健康を維持することです。
木村牧場では、津軽平野で契約農家さんが育てた新鮮なお米を飼料に配合し栄養計算することで、豚の健康を維持しています。
この取り組みは、豚の健康維持だけでなく地産地消や地域貢献にもつながっています。
飼料課
飼料課は、つがる豚の飼料原料となる飼料用米の受け取りと管理、自家配合飼料の製造をおこなっています。地域産業との連携により作られる「つがる豚」の、いわば中継地点としての役割を担っています。
豚肉のあじわいづくりと地域への貢献
flavor development and community contribution
飼料は健康面を考慮し市場評価を高めると共に食味の向上並びに食品残渣を再利用するなど環境にも配慮できるリキッドフィーディングシステムを導入しております。青森県特産であるリンゴの搾りかす、飼料用米
等を給与し配合を綿密にすることで、豚のおいしさを保っています。
飼料の4割~6割はお米を使用し、さらに豚の健康維持と豚肉の品質維持のため、成長過程に合わせて配合割合を変えています。
飼料課 所在地
地元生産者との連携
日本国内の牧場の大半は、豚に与える飼料を購入しています。木村牧場では、平成20年に国内の配合飼料価格が急騰したことと、「ブランド豚」の品質向上のための改善案を検討。そこでたどり着いたのが地元飼料用米の採用でした。
契約生産者数は、平成24年から増加の一途をたどり、現在は200件以上になります。
お問い合わせ
工程
1. 農家さんから飼料用米を受け取る
2. 農産物検査をする
3. 飼料用米の保管・管理
4. もみすり・微粉砕加工(もみor玄米)
5. 自家配合飼料製造
調整した飼料はリキッドフィーデングシステムにも使用されます。